Wednesday, 1 February 2012

ところで、TWITTER上フォローしてください。どんどん加えていくつもりなので、フォローしてくれたらポーストのとき教えることができます。フォロー: @franklysick 質問があれば遠慮せず聞いてきてください!英語、音楽、何でもいいです。

最新のグライムやベースラインを聞きながらTARKOVSKYの映画を見たい方があれば(あれ?w)こちらへどうぞ: 

ちなみに、僕の最近のミックスを聞いていない方はこちらへどうぞ:

さて

イギリス若者スラング総合:その一

最新スラング (一ヶ月ほど使われるようになってきたスラング)

DENCH」とは、「重い」つまり「やばい」という意味と思われるが、最近のスラングなので意味はまだはっきりとしない。「JME+FIRE CAMP」の「LEAVE IT YEAH」という曲においては、有名なMCLETHAL B」は「Tシャツを二万枚売ったことがDENCH」と言うことから、ただ「良い」の意味でも使うことができます。それに対して、去年人気になった「KOZZIE」というMCが、LOTM3の曲で、「ナイフで刺されるとDENCHと叫ぶだろ」とあるので、「PEAK」のスラングのように、いい意味も悪い意味も両方が可能である。由来として、「DENCH」はおそらくすでにあった「HENCH」のスラングからきたと思われる。「HENCH」の意味は、「むきむきである」・「重い」

参考:0:31


PAGAN」とは、「DANCEHALL」というジャマイカの音楽において使われたスラングである。辞書に引くと、「異教徒」の意味だが、スラングとして使われる場合、「自分と違っている、間違っていると考える意見・価値観を持つ人」に対して言う悪口である。「PATOIS」で話すグライムMC(例えば、「BADNESS」)などがよく使う。後、有名なグライムDJである「LOGAN SAMA」がよく使う。

    参考: 2:05


WAVEY」とは、「酔っ払っている」の意味である

参考:1:34


確立したイギリス若者スラング:挨拶

SAFE」とは、挨拶のほか、「分かった・了解」として使われている

WHAGWARNWAG1」とは、「PATOIS」の外来語で、「WHAT’S GOING ON?」の省略である。挨拶として使う。


EASYEZ」挨拶。

WHAT’S GOOD?」挨拶。

確立したイギリス若者スラング:相手を指すスラング

FAM」とは、「FAMILY(家族)」の省略で、相手に呼びかけるときに使う。

DON」とは、イギリスの北や「MIDLANDS」の地方において人気であるスラング。使い方は「FAM」と同じ。「BIRMINGHAM」のMCSOX」がよく使う。

BRO」とは、アメリカのスラングだが、最近イギリスでもよく聞こえる。

BLUD」とは、最近まで一番人気だったが、最近「FAM」などの方がよく聞こえるようになった。

確立したイギリス若者スラング:悪口

WASTEWASTEMAN」:「WASTE MC」の語句としてよく使われている。つまり、「何の役に立てない、だめなMC」。したがって、「WASTEMAN」とは「何の役に立てない」相手に対して使う。

PUSSYHOLE」とは、「臆病な人」

BOCAT」とは、「女にフェラをする人」。「DANCEHALL」の影響のせいか、グライムの話題となってきた。

BUMBAHOLE」とは、「BUMBCLARTRASCLART」と同じように、一般的な悪口として使われている。ジャマイカからの外来語。

YOOT」とは、「YOUTH」の意味で、つまり、「餓鬼」。これも「PATOIS」の言葉。

SKET」とは、「やりまん」

SWAG」とは、「くそみたいな、しょぼい」

確立したイギリス若者スラング:いいニュアンスを持つスラング

GO HARD」とは、「うまくやる」との意味です。つまり、リリックを吐くときなど。「GO HARD OR GO HOME」のフレーズとしてよく使う。


GO IN」とは、「GO HARD」と同じ意味。「XMC WENT IN!」のフレーズとしてよく使う。


GRIND」とは、動詞で、「努力する」との意味。音楽作ったり、稼いだりなど。


確立したイギリス若者スラング:「殺す・やる」の意味を持つスラング

MERKDUPPY(つまり、お化けにする)・BURNBUN)」

確立したイギリス若者スラング:グライム用語

グライムでは「RAPPER」じゃなく「MC」である。引いては、「RAPする」じゃなく「SPIT」である。それでアメリカのヒップホップと区別できる。「歌詞」・「リリック」を「BARS」と言う。「INSTRUMENTAL(音楽)」を「RIDDIM」もしくは「BEAT」と言う。「レーブ」で観衆が盛り上がると、DJはその「BEAT」を最初から、もう一度流すという、本来ジャマイカのだった習慣がある。これを「PULLUPWHEELUPREWINDRELOAD」と言う。MCが吐くとき、「PULLUP」されればされるほど、評価が高い。グライムにおいては、「RAP BATTLE」じゃなく、「CLASH」で、「FREESTYLE」といえども、あらかじめ用意しておいた歌詞を吐く習慣で、即時に思い浮かべた歌詞ではない。

確立したイギリス若者スラング:そのほか

YOU DUN KNOW」とは、「YOU KNOW」の意味だと思っていい。強く賛成するときに使われる。

GULLY」とは、暗く、ストリート


SHOWER」とは、「GULLY」と同じ。「SHOWERMAN」とも言う。「SHOWER DOWN THE DANCE」は「DUN THE DANCE」・「FUCK UP THE DANCE」と同じ意味で、つまり、「リリックを吐き、観衆を盛り上がらせる」との意味。


HYPE」とは、「テンションがあがる」との意味で、さまざまな場合で使える。「LOW YOUR HYPE」は「自慢すんのをやめろ」との意味。北イギリスや「MIDLANDS」では、「MILI」ともある。「MILITANT」の省略。「GET MILI GET MAD」のフレーズがある。


「金」をスラングにすると、「P」「Paper」「Cheese」「Skrilla」「Dough」がある。

「銃」をスラングにすると、「Strap」「Bucky」「Tool」「Skeng」「Leng」「Pumpy」「Piece」がある。「頭」を打つことについてのリリックが多く、そのとき頭を「Headtop」もしくは「Dome」と言う。銃を撃つこと自体を、「Spray」・「Lick shots」・「Boy off da ting」と言う。「銃」を持つ人を「SKENGMAN」と言う。

「ギャングメンバ」を「Goon」と言う。

「麻薬」を、「Food」・「Peng food」・「White」・「B」・「Dank」・「Green」・「Key」・「Rock」など言う。売ること自体を「Shot」という動詞を使う。

「警察」をスラングにすると、「Feds」「Pigs」「Five-oh」「The boy dem」。警察と協力する人を「Snitch」もしくは「Informer」と言う。

「車」を「WHIP」あるいは「RIDE」と言う。

WIFEY」とは、「彼女」


ROAD」とは、「ギャング・メンバ」としての生活。「ON ROAD」は、「ギャング・メンバ」であるとの意味。

THE BITS」・「THE ENDZ」とは、ロンドンの「GHETTO」を指す。


Friday, 27 January 2012

ELIJAH + SKILLIAM 対 BLACKDOWN - インタビュー 第一

BUTTERZをご存知でない方のため、ちょっと説明しておきますね。最近設立されたグライムのレーベルで、レコードを優先することで評判されてます。TERROR DANJAH, SWINDLE, TRIM, ROYAL-Tなどをリリースし、ダンス向けのグライム、つまり、いわば「NEW・WAVE」のグライム代表レーベルです。イギリスのクラブでのイベントも多く行っています。リリースの中で僕がとくにいいと思っているリリースはS-Xの「WOO RIDDIM」(そのベースラインのトラック・メーカであるDJQのRMXはさらに好き)と、一番最初のリリースである、TERROR DANJAHの「BIPOLAR」。聞いたことないなら、聞いてみてください!

BUTTERZのTUMBLRはこちらへ: http://butterzisthelabel.tumblr.com/

BUTTERZのオンライン・ストアーはこちらへ: http://butterzisthelabel.tumblr.com/

ITUNESで全部ゲットできます。

MARTIN CLARKは最初はBLACKDOWNのブログで知られているようになったんですが、今はKEYSOUND RECORDINGSというレーベルも経営されています。

ブログはこちらへ: http://www.blackdownsoundboy.blogspot.com/

三人もRINSE.FMでDJとして登場します

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MARTIN - @martinclarkLDN

ELIJAH - @Eli1ah

SKILLIAM - @skilliam


Elijah & SkilliamBlackdown インタビュー 第一章

MARTIN: I'm going to start right at the beginning, because we should have done this a long time ago. How did you two meet? And how do you know each other? Because it feels like - looking at that [Elijah’s wall covered in hundreds of photos and flyers] - that you've been mates for quite some time.

MARTIN: では、最初から始めようと思ってます。このインタビューはずっと前からするつもりだったんですし。それで、お二人は、どうやってお会いしたんでしょうか?どうやってお互いにし知り合ったんでしょうか?だって、これを見ると(つまりEの、フライヤーやポスターがいっぱい貼られている壁面を指して)ずっと前からの友達だと分かりますよね。

SKILLIAM: University....You know what, I actually saw you before university one time - I was with one of my MCs, one of my old crew. He used to do videos at that time. I didn't say anything to you, because I was just with him, but he met you and that was it. And then we went to uni and I saw you walking around - it was like the first day I think, and obviously Dane was in my halls - and I was like "I know I've seen him before somewhere", and it clicked.

SKILLIAM: 大学で知り合ったんです。ってか、実は、一回、入学する前も目に入ったことはあるんですが。かつてのクルーのMCの一人といるときと一緒にいたんですね、そのMCはそのときビデオとかやってました。Eに何も言わなかったんだが。EがそのMCと会うもんで、僕はただそのMCに連れられて行っただけだったんですね。

MARTIN: When did you guys clock that you liked similar music?

MARTIN: 音楽の趣味が一致していることに、初めて気づいたのは、いつだったでしょうか?

ELIJAH: It must have been pretty quickly... Well it was in the first few months of uni.


ELIJAH:
  まぁ、それは、すぐ分かりました。大学の最初の三ヶ月の内。

MARTIN: So what times are we talking?

MARTIN:  つまり

ELIJAH: This was like 2005.

ELIJAH:  つまり、2005年になりますね

MARTIN: And was it about grime then?

MARTIN: そのときは、もうグライムだったんですね?

ELIJAH: Yeah, yeah.

ELIJAH:  ん、そうですよ

MARTIN: Good time to like grime!

MARTIN:  それは、ナイス・タイミングですね。(つまり、グライムが盛んであったころ)

ELIJAH: But then because we were… not isolated but I was in Hertfordshire, the Rinse stream had just started. I don't know how many people I knew were locking at the time - it wasn't many. So the only way I was hearing stuff was downloading it afterwards, and it wasn't even proper podcasts, it was people ripping it... Barefiles. People used to float about tapes - just exchange stuff.

ELIJAH:  しかし、あのときは、孤立していたというか、HERTFORDSHIRE(イギリスの地方)にいたんで RINSE.FMのインタネット上の放送は始まったばかりだったんですよ。あの時、僕の知り合いの中じゃ、誰がそれを聞いていたか知らないけど、決して少ないだろうと思います。それで僕には、聞く方法は一つしかなかったわけです。つまり、放送の後ダウンロードしてました。であのときはですね、ちゃんとしたPODCASTなどなかったんで、ただ誰かがそれを録音してBAREFILEにアップしてたもんだった。人々はテープなど交換してました。

MARTIN: Literally “tapes!” Cassette tapes. Tape packs. You’re looking at me like I’m odd but certain generations won’t know what that is.

MARTIN:  マジですか?本当に、テープなんですか?僕は変わってるかのように見てるけど、今の世代は確かにテープは何なのかさえ知りませんよね

ELIJAH: Uni is liked a kind of closed community, isn't it?...

ELIJAH:  大学って、なんと言うか、隔離されてますよね

SKILLIAM: ...It's like a little bubble. An obviously in Herfordshire, you can't go anywhere else apart from the campus.

SKILLIAM: そうですよ。バブルみたいです。それに、HERTFORDSHIREでは、キャンプスにしか行く場所がまずないからね

ELIJAH: Yeah, all that stuff never really came to us, like raves and that - maybe Kano once in a year. When did Boy Betta Know come? in the second year?

ELIJAH:  そうそう、レーブやクラブなんかなかったんですよ。KANOは、どうですかね、一年一回くらい来てたんですね。BBKが来たのはいつだったっけ大学二年生のころか

SKILLIAM: And Lethal B.

SKILLIAM: LETHAL Bも来ました

MARTIN: But really, you would have to come into London to go to clubs?

MARTIN:  つまり、はっきりと言って、クラブに行きたかったらロンドンに行くしかなかったわけですね

ELIJAH: Yeah, just on the weekends when we were back we'd have Dirty Canvas - which was still going at the time, and stuff like that. But I remember the first time we were hooking up was when I brought the decks up. I was like the only person on campus with decks.

ELIJAH:  そう、週末は、ロンドンに帰って行ったときはDIRTY CANVASなどありました。そのときはまだ続いてました。しかし、そうですね、友達になり始めたのは、僕が大学にDECKSを持って行ったときですね。キャンプスで、まるで僕しかDECKSを持つ人はいないみたいだった。

MARTIN: It's a big investment when you're a student

MARTIN:  まぁ、大学のころ、かなりの投資ですからね。

ELIJAH: It wasn't even an investment - these were just some shit decks... I still use it now. It was just something to do, I was just spending like 18 hours awake a day, you need something to do. There's nowhere to go. This thing about students sleeping all day, you don’t really do it do you?

ELIJAH:  いや、投資でもなかった。くそみたいなDECKSだったんですよ。だけど、いまだに使ってますよ。暇つぶしだったんですね。僕は一日、十八時間も起きていたもんで、何かやらなきゃなりませんね。ときに、行く場所ないなら。この、大学生がただ寝るって概念は、伝説にすぎないっすよね。

SKILLIAM: There's either nothing going on or there's always something going on.

SKILLIAM:  そうっすね。大学って、何一つやることもないときと、息をする暇もないとき、その二つに分けられますね。

ELIJAH: Yeah - "just come over for a mix quickly"

ELIJAH:  そう。「ちょっとだけミックスしにおいでな」

MARTIN: We were talking before the tape was on about things being of their time and how quickly a time and place can pass and one of the things I only clocked later about uni that you definitely don't notice at the time is that you're in a community where everyone is your age. Hundreds of people who are exactly your age. As that’s time and a place, other phases of life are not like that.... But then you're surrounded by people who might be like you.

MARTIN:  ちょっと前に、時間がなんて早く行き去るもんだって、話していたんですけれど、僕は後で気づいたのは、-なぜか誰もそのとき気づかないから-大学って、まわりにはまったく同じ年齢な人ばかりですね。大学を出ると違いますよね。人生のいわゆる段階ですね。しかしそのときは、その周りにいる人が自分と同じ趣味を持つ人である可能性は高いですよね。

ELIJAH: But we weren't, that's the thing. [Apart from] me and Skilliam, how many other people liked grime? We were still outcasts - the majority was like Friday night, put on a shit shirt and listen to Baywatch riddim. That kind of stuff is wicked, it's fun, but then we still liked our own kind of music from London.

ELIJAH: そのはずかもしれんけど、そこですよ。同じじゃなっかった。僕とS以外は、グライムを好きな人って、何人いたんでしょうか?僕たちは浪人みたいさ。一般人は、「金曜日だぞ!くそ醜いシャツ着てBAYWATCH RIDDIM聴こうよ!」ってもんさ。それはですね、まぁ、大丈夫ですね、楽しいかもですね、しかし僕たちは、このロンドンから来た音楽が好きなんですよ

MARTIN: What did the other black guys like? Did you have any black mates who liked grime?

MARTIN:  ほかの黒人は、どのような音楽が好きだったんですか?ほかにグライムが好きという、黒人の友達はいなかったでしょうか?

ELIJAH: There weren't a lot of black people in our year.

ELIJAH:  僕たちの学年じゃ、あまりいなかったんですね、黒人は。

SKILLIAM: The next year, people started coming through.

SKILLIAM:  その翌年どんどん入ってくるようになったんっすけど

MARTIN: Everybody who likes specialist music finds themselves a little bit isolated.

MARTIN: まぁ、いわゆるUNDERGROUNDな音楽を好きな人は、ある程度孤独感を感じるもんですね。

ELIJAH: Imagine here, we think it's bigger than it was. But when I got there, I though "oh right".

ELIJAH:  現実より大きなシーンだと思い込んでいたんですね。しかし到着すると、「あ。」と思ってね。

SKILLIAM: People know it, but - I don't know - they mature out of grime sort of. Everyone went into the RnB and hip hop sides of it. That's what happening at the raves. Djs: they all play RnB and hip hop & bashment. You don't really get grime in the clubs. Even on a Wednesday - nope.

SKILLIAM: 人はグライムを知らないわけでもないですけど。むしろ、なんというか、成長して脱皮するんですよ。

ELIJAH: We went to uni early, before the funky thing popped off.

ELIJAH: 僕たちが大学にいたのは、UKFUNKYが人気になる前だったんです。

SKILLIAM: When we started to do the radio show.

SKILLIAM: ん、ラジオをやり始めたとき。

ELIJAH: Oh yeah, yeah.

ELIJAH:  そうなんですね

MARTIN: I think there were Funky guys in '05, but they were literally just playing American house.

MARTIN:  2005年だって、UKFUNKYってシーンがあったんですが、それはただアメリカのハウスを流すぐらいでした。

ELIJAH: Straight up RnB and then there would maybe a couple of token grime records, “Hype Hype,” “Pow” if you’re lucky . In halls, I would walk past the kitchen, and I didn't really talk to [the other guys] for a while. I'd pop my head in and say "safe". One day I was just sitting around, and a guy just looked at me. "‘Safe’s’ a good thing right?” And I was like “wow”. And when you're here [east London], you think everyone knows things like that, like "Wha gwan?" Those are the things that I say that you think everyone in the whole country knows, but pretty much my vision is different now, because most people don’t understand these things or know what grime is.

ELIJAH:  R’n’Bよく聞こえてたんですね。それと、幸運だったら「グライムをやってるよ!」とばかりに、誰もが知るグライムも流されてたんですね。HYPEHYPEとか、POW。寮にいたとき、ほかの学生に何もいわずキッチンを通って去ってたもんです。たまに、足を止めて、キッチンのうちをぞいて「Safe」って挨拶してたんですね。一回は、そうしたら、一人の男の学生が僕をじっと見て、「そりゃ、いい意味ですか」って言ましたよ。びっくりしたわ。ロンドンにいるとき、みんな知ってるはずですから。WHAGWARN?とか。そんなの、全国で通用されてると思い込みました。しかし、実は、ほとんどの人はグライムが何なのか知らない、こんな挨拶がどういう意味なのか、知らないのです。そう思い知らされました。

SKILLIAM: You might even get people on Twitter saying "what does ‘safe’ mean?", and “teach me some East London slang!”

SKILLIAM: たまに、TWITTERにでも、「SAFEってどういう意味?」とか、「東ロンドンのスラングを教えてくれ!」とか質問されるもんです

MARTIN: That's something I definitely noticed, because I came to London and started working in places like Deuce magazine where I started writing about grime. It was in Hackney Wick and Stratford, and I definitely clocked that the MCs there had a world view that it was the ends. I asked if they had ever played in up north and they said "Yeah, we've played in Watford". I meant like Glasgow. And that was quite symptomatic of it being that world that they lived in.

MARTIN: それは、僕も気づきました。ロンドンに来て、DEUCEって雑誌に勤めて、グライムについて記事を書きはじめるとさ。HACKNEY WICKSTRATFORDなどにいるときはですね、そこのMCに話してみると、その世界観がそのENDSの境を越えないものであることが分かりました。

ELIJAH: Yeah north to us is Tottenham. Their perspective of grime was Heat FM, and ours was Deja. Someone in south was On Top FM. And that's only in London.

ELIJAH: そう、僕たちにとっての「北」って、TOTTENHAMに当たる。彼らのグライムの視野はHEATFMで、僕たちはDEJA。「南」というとTOP.FM。それはロンドンのみ。

MARTIN: Or Raw Mission?

MARTIN:  RAW MISSIONは?

ELIJAH: Yeah. See how small it was? Though there were loads of stations over here [in east].

ELIJAH:  そうさ。どんなに小さいか、わかりますよね。しかし、こっち(東)はラジオはいくらもあったんですね。

MARTIN: I like each station basically being like a galaxy or universe in itself, but at certain points it must kick in in that decade that things could be recorded so that people can hear other stations outside of it’s radius.

MARTIN:  各ラジオ・ステーションが一つの「宇宙」だってアイディアが好きですよね。しかしいつか、録音ができるようにならなければならなかったんですね、自分の「宇宙」に含まらないラジオ・ステーションも聞くようにならないといけませんね。

ELIJAH: Most of them never crossed over.

ELIJAH:  しかしほとんどがその孤立を保つことができたんですね。

SKILLIAM:
I used to go to online stations like Axe and Heat as well, but you know get North MCs that go there, rather than cross over MCs.

SKILLIAM: 僕はAXEHEATといった、オンライン上のラジオも聞いていたんですね。しかしそれはほとんどが「北」から来たMCで、一つの「宇宙」から別の「宇宙」に渡ったとはいえませんね。

MARTIN: And I guess only certain MCs were big enough to go on multiple stations

MARTIN:  多数なラジオで放送できるほど人気なMCが少なかったからですね。

ELIJAH: And the people who were listening to them online were still people from the ends, who knew the website. You think on occasion there might be one person listening in Canada. Now, you speak to people, and they've never been to England before, and they don't know anyone in England, but they know Rinse.

ELIJAH:  それにですね、オンラインで聞いていた人にしても、まだENDZ出身という、そのサイトを知ったような人だったんですね。たまに、カナダ人が聞いてるかなと思ったことがあったんですね。しかし今はですね、イギリスに行ったことのない人、イギリス人の知り合いのない人だって、RINSEのことは知ってる状態になりましたね。

MARTIN: So, you're at uni and you clock that you both like similar music. The normal thing is that everyone gets in to music, and if they really like it a lot, they start participating and getting involved. How did you find ways to participate? DJing originally? Buying records, I guess, but how did it develop from there?

MARTIN: じゃ、お二人大学にいて、同じ音楽が好きなことに気づく。こんな場合で、普通なのは、音楽に突っ込んで、関与しようとするんですね。どういうふうに参加したんですか?はじめは、DJでしょう?レコードを買ったりとか?そこから、どういうふうにその関与が発展して行ったか教えてくれませんか?

SKILLIAM:
I used to give Dane CDs as well.

SKILLIAM: DaneにもCDをあげてました

ELIJAH: There was no motive. We were just doing it. You know, did you talk to a person in a shop when you were buying this record? You just buy it because you like it. I used to listen to clips on the Rhythm Division Website, before I was buying records.

ELIJAH:  べつに動機はなかったんですね。何気もなくやってたんですね。例えば、レコードを買ってたときって、店員さんに話をしたとか?ただ、好きだから、買ったんです。買う前に、ただRHYTHM DIVISIONのサイトでCLIPSを聞いてました。

MARTIN: Realplayer Clips! I love that phasing effect that early file hosting had on dial up, I used miss it when I buy the actual record. Dubplate.net was the same. It was a like a phase, pulsing down and up sound

MARTIN: REALPLAYERCLIPSですね!インタネットがまだDIALUPだったとき、その「PHASING」って音があったんですね、CLIPSを聞くときは。そのレコード買って、その「PHASING」がないとたまにがっかりさえしました。DUBPLATE.NETも同然。PHASEみたいだったんですね、脈打っていたみたいだったんですね。

ELIJAH: People used to come round my halls and have a mix, chill out, like normal friends do innit. Everyone is going it because they enjoy it. The part where we started interacting with people is when we were did the blog.

ELIJAH:  人は、僕の寮に立ち寄って、ミックスしたりリラックスしたりしてたものだったんですね、普通の友達みたに。楽しいからやっていたんですね。外の人と接するようになったのは、ブログを始めたからですよ。

MARTIN: Did the blog come before being involved with grime forum, or did that come after?

MARTIN: そのブログは、GRIMEFORUMに関与する前か、あるいはその後ですか?

ELIJAH: Before, grime Forum started in 2008.

ELIJAH:  前。だって、GRIMEFORUMは2008年に始まったんですし。

MARTIN: When did you start the blog?

MARTIN:  ブログを始めたのはいつだった?

ELIJAH: Early 2007. That was because other people that I was reading just slowed up or stopped. I was still going to the nights, whereas they weren't.

ELIJAH:  2007年の初めくらいかな。それは、僕が以前に読んでいた人のブログがめったにポーストしないようになったからか、ただ書くのをやめたからです。その人たちがクラブに行くんもやめたのに対して、僕たちはまだ行ってたんです。

MARTIN: Always a good reason to start anything, really, is that you feel there is a need to do it and no one is doing. There is a hole, I should go into it. there's something missing - I should do it. And it's funny because lots of labels and DJs have come out of blogs, and in a way they probably shouldn't, but it's a good platform for getting yourself known, and working out what you like about music and sharing it.

MARTIN: それは動機としていいじゃないですか。やるべきだと自分が思ってるけど、誰もやってないんです。穴があって、入るべきです。欠いてるとこがあって、満たそうと思ってさ。面白いことに、多くのレーベルやDJはブログから来てるんです。ある意味でそれはだめだけど、自分のことを知らせる方法として有効ですね、自分の趣味を発展させてみんなにシェアするのにも有効ですね、ブログ。

ELIJAH: But that wasn't a motive. When I interviewed Maniac it wasn’t the intention to get songs. I did it because I wanted to hear what he had to say.

ELIJAH:  でも僕たちの場合じゃ、それは動機じゃなかったのです。MANIACをインタビューしたときも、未発表をゲットするつもりじゃなくて、単に彼の言うことが聞きたかっただけです。

MARTIN: Of course, and I wouldn't say otherwise, but its often the effect of it rather than the motive - a bonus effect.

MARTIN: もちろん-動機より、むしろ結果ですね。いわばボーナスですかね。

ELIJAH: Its weird, if I wasn't at uni at the time, then I wouldn't have had the free time to be listening to everything again, to write about it and all that kind of stuff. If I left school and went into a job I would just live a normal kind of life. There’s so many ways I would have not been on it…

ELIJAH: 面白いですね。僕は、あのころ、大学じゃないとしたら、時間をかけて音楽を聞く暇はなかったんでしょうね、その音楽についてブログで述べる暇もなかったでしょ。かりに学校を出てすぐ就職したとしたら、ごく普通な生活を送ってしまったもんかもしれませんね。いろいろで忙しくて、ブログとか音楽はもう

MARTIN: I remember a time when you said that you'd had a guy turn you down for a job because you mentioned the music in your CV.

MARTIN:  一回、就職活動のとき、CVに音楽のことについて書いたばかりに、却下されたって話は聞いた覚えがありますけど

ELIJAH: Yeah, that was the last job I did. I was applying for recruitment consultancy roles. I came back from uni, and he said I had the job on the Monday before I was supposed to start, but on Friday he called me up and said "bad news, this music thing. We looked at it on Google and we think it would be a conflict of interest. If you need to stay until eight o'clock, then you won't be able to do your radio show." He put all these stipulations on it. I thought “arrg, this is long.”

ELIJAH:  そうですよ。先の仕事だったんです。リクルートメント・コンサルタントとして働こうと思って、応募してました。ある日、授業から帰ってくると、メールがあって、その翌週の月曜から始まるとのことでした。だけど、金曜日に電話がかかってきて、相手が言った。「悪いが、音楽のことですね。グッグルを使って調べたのですが、利害衝突だと判断しました。八時まで、オフィスにいなければならないのですが、するとラジオもうできなくなるわけです」って、いろいろと要求したんですよ。僕は、「いやぁ、めんどくさいな~」と思いました。

MARTIN: Did you believe him?

MARTIN:  彼の言うこと、信じてあげたんですか?

ELIJAH: I didn't question it, I just left it. I knew there would be a point where I'd just go "OK", and do it 100%, go full throttle. It was just odd that it happened. I was gearing myself up, I’d been to uni for three years and done a year of work experience. So I was gearing myself up to work - to be in a office and wear a suit. I was comfortable with that - I think. It's not even that I was comfortable of it, I was capable of it. I still am now.

ELIJAH:  ええ、あまり考えなかったんですね。そのままにした。いつか、「やれやれ」と思って、一生懸命仕事に集中するときが来ると知っていたんです。ただ、びっくりしたんですね。あんなに準備したのに。三年間も大学に通っていて、一年のWORKEXPERIENCEもしておいたんです。オフィスにいたり、スーツ着たり、その覚悟はできたんです。いまだにその覚悟はできてるわけです。

MARTIN: You [Elijah] did marketing right?

MARTIN: (ELIJAH) マーケティングを勉強なさったんですね?

ELIJAH: Yes

ELIJAH: そうです

MARTIN: What did you [Skilliam] do?

MARTIN: SKILLIAMは何を勉強なさったんですか?

SKILLIAM: Business Management

SKILLIAM: 経営管理

MARTIN: You see, those aren't intrinsically bad things to have as a background for musical careers. They're both actually pretty useful things to have. They are kind of things that most musicians have to work out later, or pay someone to do it, rather than having a bit of a grounding in it.

MARTIN: なるほど。音楽で身を立てようと思っても、両方は役に立ちそうですね。音楽家でも、いつかその知識を身につけなければならないときがくるでしょうね、あるいは誰かを雇わなければならないですね。

MARTIN: I don't know if there was a tipping point for you [Skilliam] with DJing, often things can look like a tragedy but actually turn out to be one of the biggest opportunities of your life. Maybe you wouldn’t have had all you’ve done as Butterz if it wasn’t for that?

MARTIN:  それはもちろん失敗と思ったでしょうが、実は、音楽の世界においての成功に繋がってるんですね。つまり、仮にラジオのことがバレて却下されたって経験がなかったとしたら、BUTTERZとしての成功はそれで成し遂げなかったんでしょう。

SKILLIAM: It's all decisions. What actually got me started DJing was that I had a choice of two schools, and the one I went to they went to me: "You want to be a DJ?" - that's what got me into it. If I didn't go to that school...

SKILLIAM: 万事は決心しだいさ。DJやろうと思った動機も同然。学校を選んでいたころ、一つの学校は「DJになりたいですか?」って聞かれたのをきっかけに、DJやろうと思ったのです。その学校に行かなかったら

MARTIN: The school wanted you to be a DJ?

MARTIN: あれ、その学校は、SDJになってほしがっていたと言ってますよね?

SKILLIAM: No, my friends, the MCs said “we need a DJ and we need you to be it.”

SKILLIAM: いや、それは、そこの学生、僕の友達は、MCが多かったんで、僕が彼らのDJとして任命されたわけです。

ELIJAH: That's how crews started when you're kids.

ELIJAH:  子供のころ、クルーはそういうふうに生まれるんですね。

SKILLIAM: Yeah, they named me and everything, saying "You're gonna be Skills!". That's how it went. If I went to the other school, none of this would have happened at all… well, I might have been.

SKILLIAM:  ん、さらに勝手に僕を名づけてな。「お前はSKILLSだろ!」って言ってさ!別の学校に行ったんだったら、今の僕は、ないかも知れないですね。

MARTIN: You don't know - I've definitely had that with people I've met. The difference here though is that's a decision that was a positive one, that you've gone to a school and good things have come out of it. But the weird one is when something bad happens to you, and actually it ended up being a really good thing. At the time you're thinking "I've got no job, it's a really bad thing".

MARTIN:  どうですかね。僕もそう体験したんですよ。しかし、今の話では、Sが決心した結果は、いいことですよね。僕が言いたかったのは、むしろ、起こったのは決して悪いと普通判断するようなことですけれど、それなのに、結局いい結果に繋がってるんです。そのときは、「まずい、仕事がない!」と思っていたのに。

ELIJAH: I think the economy thing in general - if it was pretty straight forward to get a job, we'd have got a job. Because you've been through the whole university process, its natural, and much easier to make a living. Its the next stage isn't it? You go to college, go to uni, you get a job.

ELIJAH:  そうですね。不況の影響も認めなけりゃならないよな。仕事を見つけるのがこんなに困難じゃなかったら、もう就職していると思いますよ。予想したとおりに、大学を卒業して、仕事を見つけて、それで稼いで生きていけるはずです。仕事ってただ次の段階ですから。学校、大学、仕事。というのが、自然。

MARTIN: With me, I also didn't get a lot of jobs for a long time in music journalism. I only permanent job I had was the Deuce one and it was really badly paid. It was great - writing about Deuce magazine early grime, but every other job I didn't ever get. I think if I'd ever got one I wouldn't have had time to specialise. Those times were hard, and I was really, really poor for ages. But the people I met there are now my really good musical friends, and a really good investment that, at the time, looked like a total disaster.

MARTIN:  僕も長いことジャーナリストとしての仕事を探してました。正式採用となる仕事はただ一つ、そのDEUCEの仕事で、それでも給料はとても低かったです。楽しかったことは楽しかったけど。グライムについて記事を書けるところが。しかし、それ以外の仕事は雇ってもらわなかったんです。別の会社ですぐ就職したなら、この音楽を専攻する暇もなかったでしょ、専門化できなかったでしょ。

ELIJAH: At the time you can only see the short term, but when you look back at it now...

ELIJAH:  そのときは、長い目で見ることができませんよね。しかし今になって、反省してみると

MARTIN: How long were you with Grime Forum?

MARTIN:  どれぐらいGRIMEFORUMの経営に関与してたんですか?

ELIJAH: The four people who started it were just on MSN having a conversation about RWD Forum. RWD had gone, it was useless, so imagine the place was everyone had been going for years, it had no news on there about grime for ages, so the site was useless. And then, they didn't bother having a forum. There was no place for grime anymore, so we kind of had a conversation. "Who can do that? - I can do that.", once everyone kind of clubbed together...

ELIJAH:  四人のグライムファンはMSNRWD FORUMについて会話をした結果、GRIME FORUMを設立したんです。RWDはもうだめだった、だって、グライムに関する報告はめったに出てこなくて、何の役にも立たなかったんですから。その上に、rwdはフォーラム作る気もなさそうだったし。グライムのいわば「スペース」がないという状態だったから、僕たちは何とかしようと思って話し合ったんです。「これは誰がやりますか?」「僕はこれができます!」ってみんなが協力して仕上げました。

MARTIN: And who were the people?

MARTIN:  その四人ってどなたでしょうか?

ELIJAH:
There was the Hij guy - he already had the Grimepedia thing going on. Lemon, who's a technical guy. Aza-T who was doing podcasts at time, and me who was doing the blogging thing. There was probably a couple of other people that liked the idea, but didn't get into it heavy at the start, you know Hyperfrank was around. If I could find the first 10 members of the site that would be a good statistic. Even at the time I'd only met one of them personally, but when you see names online and on blogs, you feel like you know them

ELIJAH:  ええとですね。あのHIJってやつですね。彼はすでにgrimepediaを経営してました。LEMONITの専門化だったんです。AZA-Tpodcastsを作ってました。僕は知ってるとおりブログやってたんです。ほかにも、ナイス・アイディアと思っていた人がいたんですが、初めはそんなに協力してなかったんです。HYPERFRANKもいたんですよ。そのサイトの最初の十人のメンバーを探せたなら。。。

MARTIN:
The funny thing about grime and forums is that for a lot of while I think a lot of the MCs saw it as what they would call really neeky right? I learnt a lot about garage and grime through forums. Uptown forum I used to read a lot. RWD forum. Those two were my staples for finding out about Pay As U Go. People like Logan were being really aggressive on forums. A lot of MCs used to look down on forums, but now it's just normal that you would be on Facebook, Twitter or whatever.

MARTIN:  面白いことに、グライムのフォーラムでも、フォーラムで、mcから見れば、ナードみたいなもんですね。僕はフォーラムによって、グライムやukgについていろいろと勉強になりました。Uptownのフォーラムもよく読んでました。Rwdフォーラムも。それらのサイトを通して、pay AS U GOについて知ることができました。Loganなどが、フォーラムの上で、かなり攻撃的だったんですね。MCの多くがフォーラムを見下ろしてたんですが、今はごく普通ですね。

SKILLIAM: I think that they'll see someone criticising them and take it to heart so much.

SKILLIAM: たぶん、批判されてるのを見て、余計に傷づいたりもするだろ。

ELIJAH: But that could be your only feedback though. Remember that if you didn't have your Twitter of people praising you, the 30 people who are responding to your video, or you wouldn't even have the YouTube video up there. Think of all these things that are there to give them a decent level of feedback [at that time].

ELIJAH: しかし、それが唯一の反応となるというmcもいたかもしれませんね。Twitteryoutubeもなかったんですし。

MARTIN: The thing is, it's not just that they weren't there, in the grime scene, they were used to the fact that if someone had said critical things to them and they were in their area, then they would go and do something about it. They would have a word saying "You can't say that to my face, this is what's going to happen", or things would get retracted.

MARTIN:  TWITTERなどそういうもんがないだけじゃなくて、むしろ、直接に批判した人に向かうことになれてたこというともありますし。同じ近所にいたなら。「そんなことなんか、面と向かっては言わねえだろうがよ」って言って、その批判を取り下げてもらってな。

MARTIN: Suddenly, things are being said by people they couldn't get at. I saw this with jungle guys before, they were used to a similar sort of thing. Normally you'd say something to his face, but then you online you couldn't get at these guys.

MARTIN: しかし、急に、直面できない人にも悪口されてるわけですね。ジャングルも同じだった、同じことになれてきたんです。普通は面と向かって言うけど、インタネット上では何もできないですね。

ELIJAH: I never thought of it that way.

ELIJAH: そういうふうに思ったことはないです

MARTIN: The grime forum was good though, important, it kind of incubated a lot of people who were into grime and kept things in one place. Did it have an influence on you guys? Was it useful.

MARTIN:  グライム・フォーラムはいいことだったんですけど、グライム・シーンの結合は維持からすると、肝心だった。S+eもその影響を受けたんですか?

SKILLIAM: Yeah. We used to post our shows on grime forum. It was on the university radio station, that's when we would be like on Krush. That guy Geo.

SKILLIAM: ええ。昔は僕たちの録音をそのフォーラムにアップしてました。大学のラジオ・ステーションの。

MARTIN: So how we get the link of you guys being on that station to Rinse? How did the link with Rinse come about.

MARTIN: では、この大学のラジオから、rinseまでのいきさつは?

ELIJAH: Scratcha. I knew him because I'd been interactive with producers who were making grime and stuff. It kind of goes around that there is a person that is doing interviews in grime. That kind of thing goes around. The explanation he gave me was that Rinse are looking for grime DJs, and where would you find a grime DJ at that time. It was 2008, and the funky thing was popping off. It was like, why in the hell would you start DJing grime in 2008, there's no reason - not to say there were no big tunes at the time - but there was nothing stand-out at the time that would make someone new go like "yeah, I want to be a grime DJ."

ELIJAH: Scratcha。彼がグライムを作るトラック・メーカと対話してたから、知り合ったんです。誰か、グライムのインタビューをしている人があれば、その人の存在はすぐ知られるようになりますから。彼の説明によると、rinseはグライムのdjを探していたけど、どこにも見つからなかったんです。だって、2008年だったし、もうグライムじゃなくてukFUNKYが盛んだった。2008年に、グライムのdjとしてdjを始めるっておかしいです。グライムの曲がないわけでもないけど、「僕がグライムdjになりたい!」って思わせるような曲はなかったんです。

MARTIN: It didn’t have the momentum of ’04. It wasn't flavour of the month

MARTIN:  そうですね、2004年とは違いますね。流行じゃなかったんですね。

ELIJAH: The year after “Wearing My Rolex” came out

ELIJAH:  WEARING MY ROLEXがリリースされたその翌年ですからね

MARTIN: It gave you an opportunity I guess. People who know about you now, probably don't appreciate... To me that seemed like a leap of faith by Rinse in a really good, positive way, because it's not like you walked into Rinse at the level you are now. So you definitively worked up the visibility and exposure you've got. So how did it feel, and how did it come about in being asked to join Rinse, or demo?

MARTIN:  まぁ、とりあえず、それで機会を催すような状態ですね。あなたたちを最近知った人は、おそらく理解できませんね。Rinseは信用したんですね、今のレベルでrinseに入ったわけでもありませんから。確かに、目に見えるよう勤めたんですね。では、どうだったんでしょうか?詳しくは?demoしなければならなかったんですか?

ELIJAH: We had done a guest demo thing and its weird… the whole grime DJ thing is the height of DJing in grime is playing on Rinse. So getting an opportunity was like "oh shit!". We had like two days to sort out tunes, and imagine I had never done a proper radio show. We were doing the uni radio show, but it's not the same. Me playing on Rinse was like “we need to step it up a level.” We got told on the Thursday night, but I remember where I was.... I was in my girlfriends house in Harrow. We did it on a Saturday 9 until 11 in November 2008

ELIJAH:  そうですね、demoのミックスを準備しておいたんです。グライムのdjとしての最高な名誉はrinsedjとなることだから、こんな機会があると、「やべっ!」と思うのも当然ですね。それで、demoまで二日間しかなかったんですが、僕たちはまだ本格的なラジオ放送は体験したことなかったです。大学の放送をしたことはしたけど、同じじゃないでしょ。Rinseでやるとんもなると、レベルを上げないと。知らされたのは木曜だった。Harrowにある僕の彼女の家にいました。2008年十一月の土曜で、九時から十一時まで流しました。

MARTIN: So you didn't have to submit a tape or an example of what you’ve done before?

MARTIN: その前に、テープか見本か何か送らなかったんですか?

ELIJAH: No, just come and try. There was no-one on before or on afterwards, you remember?

ELIJAH: いや、ただ、おいでって、やってみてって言われたんですよ。僕たちの放送の前にも、後にも、誰もいなかったんだけど、覚えてるん?

SKILLIAM: [Laughs] Yeah, we had to go and get the key!

SKILLIAM: (笑い)覚えてる!鍵を探しに行っただろ

MARTIN:
Was this the studio that was underground? Actually I know two old ones that were underground…

MARTIN: これは昔の地下のstudioですか?実は地下のstudioは二つもあったと思いますが

ELIJAH:
The one in Bow. I remember asking for feedback and they were like "Yeah, soon." We never got the feedback. The feedback was “11-1?” It kind of never stopped, we do cover shows now all the time.

ELIJAH:  Bowにあるstudioでした。批判を求めたんですが、ただ「ん、後で」ばかり言われて、結局、「11-1?」との連絡が来ました。そういうふうにずっと続いたんですよ、カバーの放送もいっぱいやってますよ。

MARTIN:
You do put the time in.

MARTIN:  そうですね、がんばってますね!

ELIJAH:
But then we are on on 1 till 3 am, and I think it's important. We value that slot like its 9-11, And I think they recognise that we treat the Thursday 1 till 3 like the prime EastEnders kind of slot.

ELIJAH:  しかし、そのときは一時から三時ですね。それは、9-11かのように、大事にしてますよ。木曜の1-3は僕たちにとって、eastendersみたいに、一番リスナーが多い時間だと思ってることは、rinsEにも認めてもらってますね。

MARTIN:
I think if you have that mentality in Rinse - that you treat every show as sacred - that they recognise it - I hope they do anyway.

MARTIN:  そういう心気でやるとrinseは認めてくれるでしょ。すべての放送を大事に扱ってることを認めてくれるでしょ。

ELIJAH:
I assume they do because we're doing this [mix].

ELIJAH:  まぁ、認めてると思います。だって、まだDJ放送してますから!

MARTIN:
Rinse also recognise when people put the grind in outside Rinse. By their contributions they give back to Rinse. You’re loyal to it but you've made something by yourselves rather than hoping they do the work for you.

MARTIN:  それに、RINSEはすべての努力を認めてくれるんですね。RINSEでの放送以外にも。つまり、RINSEに忠実ですが、RINSEが成功させてくれるのを待つんじゃなくて、自ら努力して成功を遂げたわけですね

ELIJAH:
That was obvious from when we got there, because we didn't them and they didn't know us, we had no conversations. A lot of people that were there when we started, they've come through their connections to them. We're just totally disconnected from everyone. He [Skilliam] knows Spyro.

ELIJAH:  それは始めから明白だったんですよ。お互いに知らなかったから。会話なんかなかったから。僕たちがやり始めたときは、すでにいた人の中で、誰かの斡旋で入った人が少なくなくてな。でも僕たちは、孤立してたんです。まぁ、SSPYROが知り合いだったんですが。

SKILLIAM:
But I didn't get a bring in from Spyro...

SKILLIAM: しかし、SPYROの好意で入れたわけではありません

MARTIN: Spyro seems to know a lot of people, don't you think? Well DOK because he's related to him right…

MARTIN: SPYROは知り合いが多いじゃないですか。DOKは親戚なんで、言うまでもないですが

SKILLIAM: The youth clubs and stuff- he used to go everywhere. Even at the time he was one of the strongest DJs, and everyone knew about Spyro. He was on Flava.

SKILLIAM:  ユースクラブとか、いろいろ活動してどこにも行ってたんですね。あのころは一番強いDJとして、知られていたんですね。FLAVADJしてました。

ELIJAH: We knew about him.

ELIJAH:  僕たちも彼のこと知ってました

MARTIN: There are a few DJs on Rinse that can do things that other DJs can't, like mixing wise and he's definitely one of them. I think that it's like Spyro, Oneman and Youngsta. Youngsta for his accuracy. Spyro and Oneman have similar abilities to blend things forever really quickly. I don't know who else you guys would look to, technical DJ wise…

MARTIN:  RINSEDJの中では、そのDJならではのいわば特技を持つDJもいたんですね、彼もそうですね。SPYRO, ONEMAN + YOUNGSTA. YOUNGSTAというとミックスの正確さ。ONEMANSPYROは二人とも、ミックスするとき、すばやく長いブレンドできますよね。技術からみると、ほかに誰かいるでしょうか。

SKLLIAM: EZ?

SKLLIAM: EZ?

ELIJAH: Plastician- when he was Plastic Man. He still has the skills now, but I prefer the music he did when he was Plasticman. Our show was based on him. The way he does it, yeah, is that he has all these instrumentals and he used the vocals as the glue. He'll play like 10 instrumentals, and only play one strong vocal every 20 minutes. The vocal stand out so much that it makes you enjoy it 10 times more. The format of all the grime shows was like play a tune for 4 minutes - OK that's finished - play another one. You're fitting in all these vocals that weren't all that good anyway, off mixtapes… random. First hour would be vocals unmixed, then it would be instrumentals time.

ELIJAH:
  PLASTICIAN. まだPLASTIC MANと呼ばれていたときは。その技能はまだあると思うけど、PLASTICMANであったときの音楽のほうが好きです。僕たちのショーはPLASTICMANに基づいていたんですよ。彼の特別のやり方にさ。その得意なやり方はですね、VOCALをグルーにしてインストロをそれぞれくっつけるような方法だったんですね。十曲のインストロを流して、それで二十分ごと、目立つようなVOCALもミックスしてました。すると、そのVOCALはすごく目立ってて、目立つ分だけ楽しめたわけですよ。ほかのグライムの放送は、あの時、ただ四分ごと次々と別の曲を流すだけだったしな。じゃ、「今の終わったし、次へ」とばかりに。すると中途半端なVOCALもやってしまいがちですね。最初の一時間は、生の、つまりミックスせずVOCALな曲をただ流すだけ。で、最後の一時間はインストロの時間となったんですね。

MARTIN: Do you remember the times before that where they were playing American RnB in those early sections? Then Dizzee started making “You Were Always,” they started making their own version of RnB songs, and then it became mixtape era.

MARTIN:  以前は、おっしゃったとおりの「最初の一時間」は、アメリカのRNBもやるってころもあったでしょう?それでDIZZEEYOU WERE ALWAYSなど作り始めて、アメリカから輸入するより、国産のRNBを作るようになったんですね、それでミックステープの時代になりました

ELIJAH: So now when we got into Rinse, it wasn't our idea, but we wanted to run the mix all the way through, so every show sounds like a CD. You can take a show from 2009 and its going to feel like an album. So you could listen back a bit, which was always important, especially as we were on so late. If people were picking it up, they could listen to it in an afternoon.

ELIJAH:  だから、RINSEで放送し始めたときは、言ってるように、僕たちのアイディアじゃないけど、最初から最後までミックスし続けていきたかったわけですね、CDに聞こえるよう。2009の放送を聴くと、アルバムみたいですよ。そこで、録音して放送の後聴いても楽しいです。僕たちは、とくに放送が夜遅かったんで、その後で聞けるような感じってすごく大切だったんです。

MARTIN: So this is what Dusk and I do. You have an arc to your show, a shape to the show. I think some DJs just get up there and play tunes, whereas we try to say that this tune can really fit here, and it sounds like you also do that.

MARTIN:  そうですね、僕とDUSKの放送も同然です。その放送には、固定した形がありますよね。ただ曲を流すだけというDJも少なくないんですが、僕たちは、この曲、どこに入れたら一番合うか、それも考慮に入れてたんですね。したがって放送を聴くと、わかると思います。

ELIJAH: Because of the volume of the show we do as well, it's not straightforward to do it. We might get in there and start with tropical songs, like the ones from JME’s Project, so once you get started on a vibe...

ELIJAH:  ショーの時間も長いし、しやすいなんかないですね。例えば、ときどき、JMEがリリースしたそのアルバムからの、トロピカルって感じの曲で初めたから、その調子で続いていくべきですね。

SKILLIAM: ... You can go from there.

SKILLIAM:  そうですね、そこから始めれるんですね

ELIJAH: Yeah

ELIJAH:  そう

MARTIN: A starting point

MARTIN:  出発点

ELIJAH: Yeah. Or, if we know we have a couple of new Trim vocals, and we have to play them the beginning, as they won't sit in the middle of a mix.

ELIJAH:  そうですね。それか、TRIMの新しいVOCALが入ったなら、最初でやらなければなりませんね。ミックスの最中では合いませんから


MARTIN: And they can be quite strange tempos as well.

MARTIN:  それにたまにTRIMVOCALSはテンポもおかしいですね

SKILLIAM: And even the listenership as well. Being one o'clock in the morning. You have to catch those one o'clock people.

SKILLIAM: リスナーも考慮に入れなきゃなりませんね。朝一時ですから。その一時に聞いてる人を捕まえないと!

ELIJAH: Yeah, otherwise they kind of drop off. Never save a good tune until 02.55am!

ELIJAH:  そうですね、しないと、なくなるもんっすね。放送の最高という曲を、朝三時まで控えるなんて意味ないもんな!

MARTIN: [Laughs] Yeah, I see what you mean. So you got on Rinse, and I definitely remember a point where you were like "we're starting a label". How did that crystallise? Because, you know, starting a label in an era when records don't sell anymore, CDs or digital or download or anything. Why? When? Who's idea was it?

MARTIN:  (笑い)なるほどですね。それで、レーベルを設立するって言ってたときは僕は覚えてるんですけど。それは、どういうふうに、具体化したんでしょうか?レコードどころかMP3やCDも売られてない時代に、レーベルを作るなんて、すごいですね。なぜ、いつですか?どなたの発案で?

ELIJAH: I don't think it was any one person’s idea. I wouldn't let anyone take credit. If I said it was me, he could say "no".

ELIJAH:  誰一人のアイディアでもなかったんですね。僕が僕だって言ったって。

MARTIN: A shared mind..

MARTIN:  共有マインドですね。

ELIJAH: Yeah, and the volume of tunes we were playing, especially with our format, where I'm listening to Vectra's show, and he would only get through 35 tunes, but because we were in a mix from 1-3am, we were getting through 60 tunes and then 90% by talented guys were not coming out. People who are really highly rated today, like Terror Danjah, Swindle, D.O.K at that time had no outlet for their music.

ELIJAH:
  そうですね。VECTRAのショーでは三十五曲ぐらい流していたんですが、僕たちは一時から三時までだったんで、六十曲も流せたわけですよ。その九十パーセントはリリースされてなかったんですけどな。現在、とても評価されてるトラック・メーカにしても。TERROR DANJAH, SWINDLEとかDOK。そのときはリリースするすべはなかったんですよ。

MARTIN: Terror was in that lull period wasn't he, after Aftershock and Flash and all that, but before Planet Mu.

MARTIN:  ええ、TERRORDANJAHはそのとき、なんというか、リリースは途切れてたんですね。AFTERSHOCKなどの後だけど、PLANET-MUに拾われる前。

ELIJAH: It was a myth. No tunes came out.

ELIJAH:  MYTHだったんですよ。何もリリースされてなかったなんて。